【他力シンポジウム 特別編】市野智行編『曇鸞『浄土論註』の新研究』出版報告会

 直七大学でも講座をもつ市野智行氏、藤村潔氏も寄稿した『曇鸞『浄土論註』の新研究』がこの4月に法藏館より出版されました。

昨年の「他力シンポジウム」でも、自力/他力を分けて仏教を考える重要な中国仏教者として取り上げられたのが、曇鸞です。浄土真宗における「往生」の成り立ちを考える上でも外せない人物です。

 本書は、インド、中国、日本、そして中世から近代まで幅広い時空から曇鸞を読み直すもので、従来の枠に収まらず、曇鸞研究を進めた本書が世に問いかけるものは大きいはず。

 本シンポジウムでは、編集も担った市野氏が、本書出版の経緯や、本書が目指したところ――何が「新研究」であるのか――、そして各論についてまずは紹介します。また、執筆者の一人である藤村氏は、自らの論文や、紹介したいトピックを自身の観点から取り上げて報告します。

【日時】2024年4月23日(火)20時30分~21時30分

【場所】YouTube

【登壇者】

報告① 市野 智行(同朋大学准教授)
報告② 藤村  潔(同朋大学非常勤講師)
司会  中村 玲太(真宗大谷派教学研究所助手)

【URL】https://youtube.com/live/ZO8kwSHaAXc

YouTubeでご視聴の皆様には、本書や曇鸞について、あるいは自力・他力の問題再び、浄土教祖師についてなど、ぜひ自由に質問を書き込んでいただければと思います。

報告①、②終了後、お寄せいただいた質問について、登壇者がリプライする時間も設けますので、ご質問含め、ご参加のほどお待ちしております!

この記事を書いた人

直七法衣店 四代目 川勝顕悟


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