【法衣袈裟の修繕】傷んだ畳袈裟や折五条のジャバラ部分はどうやって直すの?

諸行無常の教えの通り、あらゆる物やコトは常に姿を変え続けます。そして、「袈裟は仏法そのもの」の通り袈裟法衣も時が経つにつれて傷み、新たに迎えた当時の姿から変容します。

一方、そうした法衣袈裟に思い入れがあればあるほど、その変容を受け入れたくないのもまた事実。今回は、法衣袈裟の中でも畳袈裟や折五条を末永く使うには?というテーマでお届けします。

畳袈裟や折五条は、内部の「ジャバラ」部分が傷み、破れることもあります。そんなとき、どうすればよいのでしょうか?

お袈裟に思い入れのある方や、末永く使い続けたい方、ぜひご一読ください。

どのように直すの?

結論から申し上げると……ナオシチに預けてください。元も子もありませんが、輪袈裟や折五条の構造は複雑で、使用している生地も特殊なものなので、プロに任せるのが一番安全で確実です。

なお、価格は傷み具合により大きく違ってきますので、四代目ナオシチに直接ご相談いただけるとありがたいです。(直七相談LINEは→ こちら

直し方は、次の2通りです。

① 新しいジャバラの生地に取り替える方法

一旦お袈裟をバラし、新しいジャバラ生地に取り替え、縫い直す方法です。同時に本体の生地も洗濯と張り加工を施して、御袈裟を蘇らせています。

バラして洗い張りをするので、手間とお金はかかります。しかし直せるレベルの傷みであれば、想像以上にキレイに仕上がるかと思います。

先代の形見や、総代さんからいただいた御袈裟、人生の節目で購入した御袈裟など、思い入れのある御袈裟をキッチリ直したい、キレイに末永く保管したい、という方にオススメです。

② 同じ種類の生地をあてて補強する方法

やぶれた部分に生地をあて補強する、いわば延命措置のような方法です。

ただし、ジャバラ部分が破れている場合、そもそも御袈裟全体の生地が弱っていることも多く、補修してもまた別の部分がやぶれてくる「いたちごっこ」になる可能性もあります。

とはいえ、延命措置であることは確かなので、最後にもう一歩使いたい、という方にオススメです。


シーズンごとの定期検診で末永く

法衣袈裟を末永くご使用いただける一番の方法は、夏冬の6月10月の衣替え、シーズン終わりごとに、法衣袈裟一式をナオシチにお預けいただくことです。

ナオシチでお預かりした法衣袈裟の状態を確認し、洗濯するもの修繕するもの、手をつけずでいいものなど、それぞれの状態から適切に判断させていただきます。

今回は「ジャバラがある輪袈裟や折五条」に絞りご紹介しましたが、ほかにも真宗大谷派や天台宗の輪袈裟、浄土宗の伝道袈裟や、浄土宗・曹洞宗・臨済宗の絡子、各宗派の御袈裟や法衣なども洗濯修繕させていただきます。

幕や旗、毛氈や着物などもお手入れ可能です。

まとめ

以上、畳袈裟や折五条のジャバラがやぶれたときは、ナオシチに一度相談いただけるとありがたいです。御袈裟の形や傷み具合により、その修繕方法やご予算はいろいろです。

正直なところ、修繕には限界がありますが、御袈裟を大切に使っていただける気持ちはとてもありがたいです。そんなお気持ちに、ナオシチも精一杯応えてまいります。

そのほか法衣袈裟仏具のこと、お寺関係のお悩みご希望、全力で取り組みます。四代目ナオシチに直接なんなりとご相談ください。合掌