京都の冬はとにかく寒い!
こんにちは。直七法衣店四代目ナオシチです。
11月に入り、冷え込みが一段と強くなってきました。冬の時期に得度習礼を予定されている方からも、
「京都ってそんなに寒いんですか?」
「どんな防寒対策をすればいいですか?」
というご相談をよくいただきます。
京都の冬は “底冷え” が有名で、数字以上に体の芯から冷える寒さです。北海道出身の方でさえ「京都の寒さは独特でつらい」とおっしゃるほどです。
浄土真宗本願寺派の得度習礼は京都市の西山別院で行われるため、冬の寒さは避けられません。冬物の法衣を着ていても、冷えを感じることがあります。
そこで今回は、冬の得度習礼でしっかり役立つ防寒アイテムをご紹介します。
防寒の要は “足元” から
冬の京都でまず冷えを感じるのは足元です。地面からの冷気が強いため、通常の足袋だけでは十分に防寒できないことがあります。
ナオシチがおすすめする防寒アイテムはこちらです。
1. 冬用 蓄熱防風タイプの足袋
底冷えする京都で足元を守ってくれる冬用足袋です。
- 三層構造で蓄熱
- 防風素材で冷気を遮断
- 裏地の綿ネルで保温性を確保
足先の冷えが気になる方に特におすすめです。

足袋 冬 とにかく暖かい 蓄熱防風
2. 防寒タイプの裾除け(スカート型のみ)
女性用の裾除けには、防寒タイプがあります。
この裾除けはコットン由来の再生繊維ベンベルグを使用しており、
- 静電気が起きにくい
- 裾さばきがスムーズ
- 快適な肌触り
といった特徴があります。
裾除けにはスカート型とステテコ型がありますが、得度習礼で着用できるのはスカート型のみです。

裾除け 巻きスカート型 ベンベルグ
3. ヒートテックなどの白下着
下着を工夫することで、体感温度が大きく変わります。
- U 首タイプ
- 白色
- 襦袢の下に完全に隠れるもの
であれば問題なく着用できます。
ナオシチでは取り扱いがありませんので、ユニクロなどでご準備ください。(ご要望多ければ、製作検討いたします)
冬の京都で得度習礼を迎える皆さまへ
今回ご紹介した防寒アイテムは、冬の京都でも快適に過ごせるように厳選したものです。
- 裾からの冷気対策
- 足先の冷え対策
- 長時間正座時の防寒
に効果的です。
さらに、京都の冬は乾燥も厳しいため、喉のケアも重要です。マスクや薬用のど飴は持ち込みが許可されていますので、ぜひ準備しておいてください。
得度習礼や法衣袈裟のご相談は直七法衣店へ
「寒さ対策について詳しく知りたい」
「準備物が合っているか不安」
「法衣の選び方を教えてほしい」
という方は、いつでもお気軽にご相談ください。得度習礼に向けて、安心して準備ができるようサポートいたします。
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