こんにちは、ナオシチです。
浄土真宗本願寺派では「僧班(そうはん)」という僧侶のグループ分けがあり、僧班によって着用できる袈裟や色衣、袴の色が異なることをご存じでしょうか?
「僧班で何が変わるのか?」
「五条袈裟の色はどこまで許されるのか?」
「本山の法要ではどこまで厳格に見られるのか?」
今回は、法衣店の立場から、僧班と袈裟の関係を根拠を添えて分かりやすく解説します。
浄土真宗本願寺派の方はもちろん、寺族の方や初めて衣体を整える方の参考にもなる内容です。
僧班とは?(浄土真宗本願寺派の僧侶区分)
僧班とは、浄土真宗本願寺派における、僧侶の所属階位のグループ分けのことです。
以下の8つに分類されています。
- 顕座(けんざ)
- 親座(しんざ)
- 直座(じきざ)
- 特座(とくざ)
- 正座(しょうざ)
- 上座(じょうざ)
- 本座(ほんざ)
- 列座(れつざ)
僧侶の経歴や法階、出仕実績などの条件により、本願寺へ届け出ることで変更できます。
あわせて「寺班(じはん)」という寺院の区分も存在しますが、今回のテーマは僧侶本人の「僧班」に焦点を当てます。
僧班によって着用できる色衣・袈裟が異なります
浄土真宗本願寺派では、僧班ごとに着用できる「色衣・五条袈裟・小五条袈裟・袴の色・紋」 が細かく定められています。
これは本願寺の宗制「衣体規程」(※本願寺派 伽藍取扱/宗制宗法の衣体規程)に基づく正式なルールです。
とくに、西本願寺での法要(出仕)では必ず規定に従う必要があり、色や紋の組み合わせを誤ると着装指導が入ることもあります。
▼ 参考:浄土真宗本願寺派 『衣体規程』
https://www.hongwanji.or.jp/info/reiki_int/reiki_honbun/x034RG00000155.html
僧班と対応する「色衣(色)の違い」一覧
ここでは、読者が最も気になる「僧班 → 許可される色衣(色)」の早見を簡潔に紹介します。各僧班によって着用できる衣体の色は下記の画像の通りです。
※色名称は本願寺派の指定色名を使用しています。








ナオシチでは、ご相談いただいた僧班をもとに、「現在の階位で着用可能な色がどこまでか」「法要の場に適した色かどうか」を丁寧に照合してご案内しています。
西本願寺での法要では僧班と色指定の遵守が必須
たとえば、
- 春秋の法要
- 報恩講
- 慶讃法要
などに出仕される場合、僧班ルールは厳格に適用されます。
そのため、法衣購入時は必ず僧班確認が必要であり、これは法衣店が最も注意しているポイントです。
法衣店として僧班×色の相談で多いポイント
ナオシチでは、僧侶・寺族の方から以下のご相談を多くいただきます。
- 僧班を変更したが、どの色衣を買えばよいかわからない
- 五条袈裟の色はどこまで許される?
- 法要・出仕で間違いのない色柄を選びたい
- 祖父の袈裟を使えるか知りたい
衣体規程に照らし合わせながら、現場での運用も踏まえてご案内しています。
僧班を知ることで、法衣選びが迷わなくなります
僧班は浄土真宗本願寺派の衣体において、とても重要な基準です。
- 色衣の色
- 五条袈裟/小五条袈裟の色
- 袴の色と紋
- 出仕の場面での着用可否
これらはすべて僧班と密接に関わっています。
法衣購入の際に「どの色柄まで許されるのか」を事前に把握しておくことで、安心して法務に臨めるようになります。
僧班や衣体について迷われる場合は、どうぞお気軽にご相談ください。浄土真宗本願寺派の衣体規程に基づき、丁寧にご案内いたします。ナオシチ公式 LINE は下記ボタンよりアクセスしてください!
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