市野智行氏をはじめ、5名の仏教研究者が執筆し、2024年3月に刊行された市野智行編『曇鸞『浄土論註』の新研究』。5名が曇鸞の『浄土論註』を改めて講読し、浮かび上がった課題を本書にまとめています。
今回のYouTube配信では、先日の「出版報告会」のスピンオフ企画として、市野智行氏と青柳英司氏による対談をお送りいたします。
【日時】
2024年8月6日 20:30〜
【会場】
YouTubeライブ
https://www.youtube.com/watch?v=KaIBemiRvns
【対談者】
市野 智行(同朋大学准教授)
青柳 英司(親鸞仏教センター嘱託研究員)
【司会】
中村 玲太(真宗大谷派教学研究所助手/京都西山短期大学非常勤講師)
【概要】
『曇鸞『浄土論註』の新研究』で考察を深めた一つが「回向」。大乗仏教を考える上でも外せない概念です。功徳を自分だけのものとせず、一切の人々にその功徳を振り向けようとするのが、「回向」の基本的な考え方です。
では、親鸞の如来回向という受け止めは、果たして親鸞独自の理解と言えるのでしょうか。
法然周辺の回向観について、今回の対談者である青柳氏は「如来回向思想の背景について」(『現代と親鸞』第46号) にて詳しく論じています。
このたびのYouTube配信では、そんな青柳氏と『曇鸞浄土論註の新研究』の編者市野氏の対談から、「回向」研究の新たな可能性を探っていきます。
お二人へのご質問もお待ちしております。「回向」に限らず、ご自由にコメントを書き込んでいただければと思います。みなさまのご参加・ご視聴・チャンネル登録、お待ちしております!
2024年8月6日 20:30〜 曇鸞『浄土論註』の新研究 対談会
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