2019年5月12日(日)直七法衣店にて「重誓偈」の写経会を開催します。
西本願寺 月刊「大乗」連載書家 永田灌櫻先生を招き、浄土真宗西本願寺派「重誓偈」の解説と、その書き方を学びます。
◎ 「写経」とは
そもそも「写経」とは、なんのためにするのでしょうか。徳を積むため?自分の内面に向き合うため?いろいろな捉え方がありますが、今回行う浄土真宗の写経は、少し違った捉え方をしています。
◎ 「重誓偈」「三誓偈」「四誓偈」
「重誓偈」と書いて「じゅうせいげ」と読みます。
「重誓偈」は、浄土真宗本願寺派の呼び方で、真宗大谷派では「三誓偈(さんせいげ)」、浄土宗では「四誓偈(しせいげ)」と呼ばれます。数あるお経のなかでも、短めのものです。
● 「重誓偈」浄土真宗本願寺派(西本願寺)
法蔵菩薩は「四十八の願い」を立て、阿弥陀仏になると誓われました。
そして、その誓いのすぐ後に重ねて説かれたので「重誓偈」と呼ばれます。
● 「三誓偈」真宗大谷派(東本願寺)
またこのお経は、はじめに三つの大切な誓いが述べられるので「三誓偈」とも呼ばれます。
● 「四誓偈」浄土宗
浄土宗では、終わり近くにもう一つ誓いが述べられるので「四誓偈」と呼ばれます。
◎ お経を通して仏教を味わう
この「ナオシチ写経会」では、単に文字を写すだけでなく、その「重誓偈」というお経の説明を受け、写すことを通して、仏教を味わっていただきます。
ここでいう「味わう」という言葉の使い方も日常生活ではあまり馴染みないかもしれません。この機会にぜひ体感ください。
◎ 書家 永田灌櫻先生
永田灌櫻先生は、書家であり、浄土真宗本願寺派の門徒(檀家)でもあります。
仏教もとてもよく勉強されており、書として観点から、仏教として観点から、深くわかりやすく解説いただきます。
また、永田灌櫻先生監修のオリジナル重誓偈写経用紙と、先生特撰の写経に適した筆ペンを使用します。その書き心地もぜひ体感くださいませ。
◎ 「ナオシチ写経会」詳細
【日時】
2019年
5月12日(日) 14:00-16:00
【会場】
直七法衣店
京都市下京区福本町425
https://naoshichi-kyoto.jp/
京都駅から徒歩約10分
【定員】
10名
【参加費】
2500円(お茶菓子付)
【参加申し込み】
① メール https://naoshichi-kyoto.jp/form/contact
② Facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/258416001776746/
③ Facebookメッセンジャー https://www.facebook.com/naoshichi7/
のいずれかにて、お願い致します。
改めて申込完了のメールを送らせていただきます。
合掌
直七法衣店 四代目 川勝顕悟
お問い合わせはこちら https://naoshichi-kyoto.jp/form/contact